離れて暮らす親のための緊急連絡先シート

EMERGENCY CONTACT SHEET

離れて暮らす親のための緊急連絡先シート

離れて暮らす親に何かあったとき、家族が慌てず動くには、連絡先と確認順を一か所にまとめておくことが大切です。 家族、近くで様子を見られる人、医療機関、公的窓口、家や鍵の情報を、必要な範囲で整理しておきましょう。

離れて暮らす親の緊急連絡先シートを整理するイメージ

連絡先・医療情報・家族の確認順を、一枚にまとめます。

この記事で分かること

  • 緊急連絡先シートに書いておきたい項目
  • 家族・近隣・医療・公的窓口の分け方
  • 緊急時に慌てないための連絡順
  • 親に確認しておきたい情報
  • 家族で共有するときの注意点

命や安全に関わるときは、シート確認より緊急対応を優先

意識がない、急な強い痛みがある、転倒して動けない、火事や事件・事故の可能性がある場合は、 連絡先シートを確認するより先に、119番・110番など必要な緊急対応を優先してください。 緊急ではない警察への相談は、状況に応じて警察相談専用電話「#9110」も確認します。

FIRST CHECK

まず書く3つ

すべてを完璧に書こうとせず、緊急時に必要な情報から整えます。

住所・目印

親の住所と近くの目印

住所、建物名、部屋番号、近くの目印、玄関の入り方を、家族がすぐ伝えられるようにします。

連絡順

最初に連絡する人

兄弟姉妹、近くの親族、近隣で確認できる人など、誰が最初に動くかを決めておきます。

医療・薬

かかりつけ医と薬の情報

かかりつけ医、薬局、お薬手帳の場所、持病、アレルギー、服薬中の薬をまとめます。

SHEET

印刷・共有用:緊急連絡先シート

必要なところだけ記入して、家族で共有します。個人情報が多く含まれるため、共有範囲は家族で決めてください。

このシートは、PDFを開いてそのまま印刷できます。家族で共有したい場合は、PDFをダウンロードして保存してください。

離れて暮らす親の緊急連絡先シート

作成日:   年   月   日
更新日:   年   月   日
管理する人:

1. 親の基本情報

2. 家族・親族の連絡順

連絡順
氏名・続柄
電話番号
備考
1番
2番
3番

3. 近くで様子を確認できる人

区分
氏名・関係
電話番号
お願いできる範囲
近所
親族
管理人等

4. 医療・薬の情報

5. 家・鍵・建物まわり

6. 公的窓口・相談先

7. 家族で決めておくこと

最新版を管理する人を決めた
共有する家族の範囲を決めた
緊急時に最初に動く人を決めた
紙で保管する場所を決めた
スマホで見られる保存方法を決めた
変更があったときの更新方法を決めた

FLOW

緊急時の連絡順を決める

何か起きてから迷わないように、家族で確認順を決めておきます。

命に関わる可能性があるか確認する

意識がない、強い痛み、転倒後に動けない、火事や事件の可能性がある場合は、緊急通報を優先します。

近くで確認できる人に連絡する

近隣親族、管理人、信頼できる近所の人など、現地確認をお願いできる人へ連絡します。

兄弟姉妹・家族に共有する

誰が動いているか、誰が親へ連絡するかを共有し、重複連絡や情報の混乱を避けます。

落ち着いた後に相談先へつなぐ

転倒、連絡不能、食事や服薬の不安が続く場合は、地域包括支援センターや市区町村窓口へ相談します。

TALK

親に確認するときの会話例

「何かあったら困るから」と強く言うより、家族が慌てないために整える形で伝えます。

合鍵を確認したいとき

「万が一のときに慌てないように、合鍵を誰が持っているかだけ確認しておきたいな。」

医療情報を聞きたいとき

「病院や薬のことを、家族がすぐ分かるようにメモしておこう。普段は使わなくても、あると安心だから。」

家族で共有したいとき

「家族みんなが同じ情報を見られるように、連絡先だけ一枚にまとめておきたいんだ。」

FAMILY LINE

家族LINEで送る文例

兄弟姉妹や家族へ切り出すときは、「決めつけ」ではなく「共有しておきたい」という形にします。

家族に送る文例

「万が一のときに慌てないように、親の緊急連絡先を一枚にまとめたいです。 かかりつけ医、薬局、近くで様子を見られる人、兄弟姉妹の連絡順だけ共有しておきませんか。 まずは分かる範囲で大丈夫です。」

SEARCH WORDS

親の住所地で調べる検索語

公的窓口や相談先は、子どもの住所地ではなく、親が住んでいる市区町村で確認します。

検索するときの言葉

親の住所地 地域包括支援センター
親の住所地 高齢者相談窓口
親の住所地 要介護認定 申請
親の住所地 介護保険 相談
親の住所地 救急安心センター 相談

※「親の住所地」は、親が住んでいる市区町村名に置き換えて検索してください。

SHARE

家族で共有するときの注意点

緊急連絡先シートには個人情報が多く含まれます。便利さだけでなく、保管場所と共有範囲も決めておきましょう。

最新版

誰が更新するか決める

病院、薬、電話番号、合鍵の情報は変わります。最新版を管理する人を一人決めておきます。

共有範囲

広く送りすぎない

個人情報が多いため、家族LINE、紙の保管場所、クラウド保存の範囲を決めます。

紙とスマホ

両方で見られる形にする

実家に紙で置き、家族はスマホで見られるようにすると、遠方からでも確認しやすくなります。

CONSULT

緊急時以外の相談先

連絡先シートを作る中で生活の不安が見えてきたら、家族だけで抱えず相談先を確認します。

地域包括

地域包括支援センター

親が住んでいる地域の高齢者相談窓口です。生活不安、見守り、介護予防などを相談できます。

市区町村

市区町村の窓口

介護保険、要介護認定、地域の支援制度、必要書類などを確認できます。

医療・薬局

かかりつけ医・薬局

持病、服薬、転倒、体調変化が気になる場合は、医療側にも相談します。

今日できる一歩

まずは、親の住所、家族の連絡順、かかりつけ医の3つだけ書き出しましょう。 完璧なシートでなくても、最初の1枚があるだけで、いざという時の動き方が変わります。

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公的情報の確認先

参照日:2026年5月5日

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