離れて暮らす親のことが心配になったとき、頭の中だけで考えると不安が大きくなりがちです。 このページでは、親の状態確認、相談前メモ、家族会議、緊急連絡先、見守り方法などを、印刷して使える形でまとめています。
迷ったら、この順番で使う
すべてのシートを一度に使う必要はありません。 最初は、状態を整理し、家族で共有し、必要なら相談先へ伝える流れで十分です。
まず使う5枚
どのシートから使えばよいか迷う場合は、この5枚から始めてください。 親の状態、家族共有、相談準備、緊急連絡先まで一通り整理できます。
親の今の状態整理シート
食事、買い物、通院、薬、転倒、物忘れ、連絡状況を一枚に整理します。
最初にやることチェックリスト
親が心配になったとき、まず確認することを安全確認・生活の変化・相談先に分けます。
緊急連絡先シート
家族、近くで確認できる人、医療機関、薬局、公的窓口、家や鍵の情報を整理します。
家族会議シート
親の状態、本人の希望、役割分担、費用、次にやることを家族で共有します。
地域包括支援センター相談前メモ
電話や窓口で相談する前に、親の状態と家族の困りごとを短く整理します。
状況別に使うシート
帰省、見守り、兄弟姉妹との話し合い、親への聞き取りなど、場面に合わせて使うシートです。
帰省時チェックリスト
玄関、冷蔵庫、郵便物、薬、浴室、寝室など、帰省時に見ておきたい場所を整理します。
親に聞いておきたいことリスト
暮らし、医療、連絡先、書類、これからの希望を、親に負担をかけすぎず聞くためのリストです。
見守り方法比較表
電話、帰省、近所、配食、見守り機器、公的支援を比べて、親に合う方法を整理します。
兄弟姉妹と話す前のメモ
家族間の温度差を減らすために、事実・心配・相談したいことを分けて整理します。
民間サービスを検討する前に使うメモ
宅配食、見守りサービス、施設相談は便利な選択肢です。 ただし、先に親の状態と家族の確認体制を整理しておくと、選び方を間違えにくくなります。
使う順番
チェックリストは、全部を埋めるためのものではありません。 家族で同じ情報を見ながら、次の行動を決めるために使います。
| 1. 最初に整理する | 「最初にやることチェックリスト」で、安全確認、生活の変化、相談先をざっくり整理します。 |
|---|---|
| 2. 状態を詳しく見る | 「親の今の状態整理シート」で、食事、買い物、通院、薬、転倒、物忘れ、連絡状況を確認します。 |
| 3. 家族で共有する | 「家族会議シート」や「兄弟姉妹と話す前のメモ」で、できること・難しいことを分けます。 |
| 4. 相談先に伝える | 「地域包括支援センター相談前メモ」に、心配なこと、本人の様子、家族側の事情をまとめます。 |
| 5. 緊急時に備える | 「緊急連絡先シート」で、家族、医療機関、薬局、近くで確認できる人、家や鍵の情報を整理します。 |
| 6. 必要ならサービス比較へ | 見守り、宅配食、施設相談などは、状態整理と公的窓口の確認後に検討します。 |
印刷・共有するときの注意
これらのシートには、親の住所、医療、連絡先、家族の事情など、個人情報が含まれる場合があります。 便利さだけでなく、保管場所と共有範囲も家族で決めておきましょう。
- 家族LINEへ送る場合は、必要な情報だけにする
- 紙で保管する場合は、見られてよい場所か確認する
- 古い情報が残らないよう、更新日を書いておく
- 緊急時は、シート記入より安全確認を優先する
- 制度や窓口は自治体によって違うため、親の住所地で確認する
家族に共有するときの文例
兄弟姉妹や家族に送るときは、結論を急がず「まず整理したい」と伝えると話が進めやすくなります。
親のことで少し気になることがあります。
すぐに介護サービスや施設を決める話ではなく、まず親の状態、緊急連絡先、相談先に伝えることをチェックリストで整理したいです。
分かる範囲でよいので、食事、買い物、通院、薬、転倒、電話の様子について気づいていることを共有しませんか。
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公的情報の確認先
制度や相談先は地域によって異なります。 最終的な確認は、親が住んでいる自治体や公的窓口で行ってください。
参照日:2026年5月12日
すべてを完璧に書く必要はありません。分かること、不明なこと、次に確認することを分けるだけで、相談や家族会議が進めやすくなります。